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損害
ハイビーム使用なら事故は56%減る?

基本的にはロービーム。

と思っている方がほぼほぼでしょう。ただ、ヘッドライトはハイビームが原則となっているって、ご存知でした?

世間との”ずれ”

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警察庁は、2017年上半期の交通死亡事故の特徴をまとめた。

交通事故死者数は減少傾向にあり、2017年上半期の交通事故死者数は1675人で前年同期比152人減だった。人口当たり死者数は、高齢者を含めて減少傾向にあるものの、交通事故死者のうち高齢者の占める割合は54.4%で依然として高い水準にある。

状態別死者数は自動車乗車中が全体の36.0%、歩行中が34.4%。類型別死亡事故件数は正面衝突等(正面衝突、路外逸脱、工作物衝突)が全体の33.0%、横断中が23.3%、出会い頭衝突が13.5%。

状態別死者数はいずれも減少傾向にあり、上半期は前年同期と比較していずれも減少している。歩行中死者数は高齢者を含めて減少傾向にあるが、人口当たり死者数は高齢者ではおおむね年齢層が高いほど多い傾向にある。法令違反あり死者数は61%で高い水準にある。

自転車乗用中死者数は減少傾向にあるが、法令違反あり死者数は78%で高い水準。75歳以上高齢運転者による死亡事故件数はほぼ横ばい傾向。ただ、死亡事故全体に占める構成比は増加傾向にある。80歳以上高齢運転者による死亡事故は件数、構成比ともに増加傾向。

免許人口当たり死亡事故件数は、いずれの年齢層も減少傾向にあるが、高齢の運転者ほど高い水準にある。

一方、詳細な分析によると18~24歳と70歳以上の運転者に同乗した同世代の者が後部座席シートベルト非着用により死亡する事故が多い。このため、運転者と親しい間柄同士で同乗する場合でもシートベルト着用を徹底するよう指導する。

「自動車対歩行者」死亡事故(夜間・自動車直進中)に一定の条件下で発生した事故は、前照灯上向き点灯(ハイビーム)を使用していれば126件、同条件下で発生した事故のうち約56%は衝突回避できた可能性が高い。このため、自動車運転者に対して前照灯上向き点灯の使用を励行する。

死亡事故は一日の中で17~19時台に最も多く発生し、薄暮時間帯の死亡事故は年末にかけて大幅に増加する。これらの事故実態等を踏まえ、前照灯の早めの点灯や反射材用品の着用を広報啓発する。

さらに、運転者の子供や孫の幼児を乗車させる場合、抱っこや大人用シートベルト着用では安全にはつながらない。国の安全基準への適合が確認されたチャイルドシートを適正に使用するよう指導する。

(転載:レスポンスhttps://response.jp/article/2017/09/19/299912.html)

 

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上向きのライトは前方約100メートル照らすことが出来、下向きのライトだと前方約40メートルしか照らすことが出来ません。

確かに前方40メートルの視界では走行時に対象障害物の発見からブレーキを踏む時間を考えても、間に合わない場合が多くなりますね。

しかし、ハイビーム点灯は基本「対向車がいないとき、そして前方に車がいない場合」としましょう。対向車がいてもハイビームにしていると、「蒸発現象」と言われる現象が起きることがあります。

蒸発現象とは、ライトにより、人や障害物が消えてしまう(蒸発)現象です。

特にハイビームではこの現象が現れやすくなります。

また、狭い道などは特に注意が必要です。

どこから歩行者が出てくるかわかりませんので、皆様、安全に気を配った運転を心掛けましょう。

 

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