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改善
簡易自動車運転シミュレータ(SiDS)を開発・製造しています。

事故なき社会では、病気や事故などで高次脳機能障害を発生した運転免許保有者の
運転可否の診断を支援するための検査システムである、簡易自動車運転シミュレータ
(SiDS)の開発・製造を行っています。

高次脳機能障害とは

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高次脳機能障害とは、病気や事故などで脳に損傷を受けた結果、周囲の確認や
状況の判断などの脳の認知・判断等に関わる機能がうまく動かなくなる障害と
されています。
症状には個人差がありますが、
記憶障害
・昔の事が思い出せなくる。
・新しい経験や情報を覚えられなくなる
・自分が今やっていることを忘れてしまう。
注意障害
・集中できない
・複数の事を同時に行おうとするとうまくできない。
・片側にあるものや片側で起こったことだけを見落とす。
遂行機能障害
・自分で計画を立てられない
・物事の優先順位をつけられない
・間違いを次に生かせない
社会的行動障害
・感情のコントロールが上手くできない
・欲求が抑えられない
・じっとしていられない
といったものが挙げられます。

運転への影響

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上記の様な症状のみられる高次脳機能障害者が自動車を運転する場合、
・運転中に行なう必要がある、様々な安全確認が出来なくなる。
 特に複数の確認を同時に行うことが難しくなる。
・左右の内片方の状況を認識できなくなる。センターラインを超えたり、
 歩道に乗り上げたりする。また、横を走っているバイクや自転車に
 気づかない。
・記憶力が低下し、どこに行こうとしていたのかを忘れてしまう。
・物事を筋道立てて進めることが難しくなり、
 運転計画が立てられなくなる。
・運転中イライラして車間距離を詰めたり、無理な追越しをしたり
 する様になる。
といった、危険な運転をしてしまう可能性があります。
その為、高次脳機能障害を発生した運転免許保有者が再び運転をする前に、
その人が安全に運転ができるか診断を受ける必要があります。

簡易自動車運転シミュレータ SiDS

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弊社が製造している簡易自動車運転シミュレーター
(SimpleDrivingSimulator;SiDS)は、医療現場に設置して医師、
作業療法士、臨床心理士、看護師、検査技士などが簡単に操作でき、
高次脳機能障害者や高齢者の自動車運転継続や再開に関する医学的判断を
支援する検査システムです。
SiDSはノートパソコン、ディスプレイ、ハンドル・ペダル、ソフトウェア
で構成され、その内容は認知反応検査、タイミング検査、走行検査、
注意配分検査の4つの検査からなります。検査は画面の指示に従い
操作を行うことで実施が可能です。検査時間は4つの検査合計で約31分です。

認知反応検査
・画面上に表示される信号に対応した操作を行う検査。

タイミング検査
・画面上でビルに隠れた車がビルの後ろを通り過ぎる時間を推定する検査。

走行検査
・画面上のコースを、安全な車間距離を保ちながら前の車を追いかけて進む検査。

注意配分検査
・ハンドルで決められた操作を行いながら、画面上に表示される信号に対応した操作を行う検査。

各項目について、検査の結果が基準の範囲に入っているかを判定し、被験者の運転の可否の判定を行います。

現在、全国のリハビリセンターなどから多くの引合いをいただいております。
詳しくは、下記URLより販売元の竹井機器工業株式会社様のサイトをご覧ください。
http://www.takei-si.co.jp/index.html

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