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事故削減に役立つ情報

トラック 安全運転研修研修地:福岡

トラックの特性を理解することで“事故を大幅に削減”

トラックの運転は基本的な操作方法や法規走行を理解しておく必要があります。但し、それでだけでは十分ではありません。「安全に」そして「快適に」運転することができなければ事故を無くすことは困難です。トラックには様々な特性を持った車両が存在します。トラックの特性は勿論のこと、業務で使用されているトラックの特徴や特有の取扱い方法を的確にお伝えします。

  • 研修対象者
  • 内定者
  • 新入社員
  • 事故者
  • 不安全行動者
  • 一般

「高度な指導」はもちろん、ペーパードライバー等の「技能トレーニング」まで幅広く対応しています。

トラックを安全に運転(運用)するために

トラックの運転は普通車と比較してサイズが大きいため、運転方法が特殊で難しいと思われがちです。確かに車両サイズが大きくなれば狭い道路や人通りが多い道路を運転するときは神経を使いますがトラックを運転するための必要な知識を理解することができれば特段難しい乗り物ではありません。

大型車両の安全な運転方法との取扱い方法を理解することによって安全な運転が可能になります。

また、事故の大きな要因となる不安全な行動を指導するために「KM理論」に基づいた教育方法として、マルチビデオカメラ車を使用したカリキュラムを推奨しています。記録された自分自身の運転行動を客観的に見ることで気付きを得られ、課題改善の動機付けが図れます。

研修後アンケート

KM理論とは…

KM理論

自動車の運転事故は停止距離の突発的な延長や早着・先行衝動に
基づく進行方向空間距離の短さが事故の要因とする理論。
※KM理論 (K)九州大学 (M)松永勝也教授の理論

松永勝也教授 プロフィール

松永勝也教授

九州大学名誉教授 (元 九州大学大学院部教授・システム情報科学研究院教授)、及び元 九州産業大学情報科学部教授。交通事故の防止、自然災害時の人的被害防止、人間の認知メカニズムの解明、遠隔操作、人工現実感などを専門に研究。中でも交通事故防止の研究は25年以上に上る日本の第一人者。交通事故は突発的な停止距離の延長か進行方向空間の縮小によって発生するという「KM理論」を展開。その効果が注目を集めている。

関連する社会活動
  • 特殊法人自動車事故対策機構適性診断業務検討委員会委員
  • 日本交通心理学会運営委員
  • 福岡県警交通懇談会委員
  • 大分県警/建設省交通事故防止対策検討委員会委員(平成10年度)
  • 特殊法人自動車安全運転センター「安全運転教育手法に関する調査研究」委員会委員長(平成10年~13年)

KM理論を詳しく

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事故を減らす"3つの力"

科学的な理論力 実践的な指導力 実行可能な習慣力

人材(交通心理士)・機材の確保と独自の研修プログラムを構築することにより、
KM理論に基づく安全運転教育を実施する事が可能

事故の生起条件を科学的に解明した「KM理論」

研修後のサポート体制も万全なので習慣化する事が可能

選べる研修スタイル

どなたでも最良のトラック安全運転研修が受けられるよう、ニーズに合わせて研修スタイルが選べます。
どのスタイルを選んでもKM理論による指導で、確実な事故防止と安全運転推進が実現できます。

  • case1自動車学校研修

    当協会グループの南福岡自動車学校で研修を行うことができます。
    <3大ポイント>
    ①交通心理学を学んだ専門スタッフによる指導
    ②車載カメラで高い教育効果
    ③補助ブレーキ搭載車両で安心・安全

  • case2持込車両研修

    普段使用されている自動車、もしくはこれからお乗りになる自動車を持ち込んで、その自動車の特徴や特性をご理解いただきながら研修を進めていきます。お気軽にご相談ください。(別途持込費用が発生いたします)

  • case3安全運転支援ツールを用いた研修

    車載用ドライブレコーダーや運転管理システム機器によって集められた映像・データを診断・分析します。また、その結果に基づいた診断書を作成致します。
    社用車に搭載している支援ツールでの分析・診断も可能ですので、お気軽にご相談ください。

研修の特徴と流れ※以下の流れは主な例です

交通事故の原因は技量不足もありますが、そのほとんどは、安全な運転行動ができていないことによるものです。
マルチビデオカメラ車でドライバーの不安全な運転行動を洗い出しします。
トラック初心者、事故者の再発防止など、ニーズに合わせて、カリキュラムを作成いたします。

step1運転実技

step1

まずはいつも通りにリラックス運転。
受講者のすべてをマルチカメラで完全記録。

実際に車を運転していただき、その様子を5台の車載カメラで記録。また車間距離、スピード、急発進等のデータも専用機器に記録します。同乗するのは当協会の経験豊富な交通心理士(日本交通心理学会認定のインストラクター)。様々な場面を想定した多彩な実技メニューを通し、一人ひとりの運転技術やクセなどの不安全な行動をチェックします。

※貴社の社用車で実施する場合は、カメラや測定機器(ドライブレコーダー、エコサム等)を当協会から持ち込みセッティングします。

カリキュラム例
  • DRIVER一般(事故者)ドライバー向け

    DRIVER

    運転の不安全箇所や癖を修正し「より安全性の高い運転行動」を習得して頂きます。

    • トラックによる運転実技
    • ・車両特性(死角、オーバーハング等)

      ・S字、スラローム、あい路

      ・車庫入れ、縦列駐車

      ・たこつぼ訓練

    • マルチビデオカメラ装着車による路上運転
    • 記録画像を再生しながらの振り返り指導
  • DRIVER初心者ドライバー向け

    PAPER DRIVER

    トラックの運転特性および車両特性を理解し「気配りある運転行動」を習得して頂きます。

    • トラックによる運転実技
    • ・車両特性(死角、オーバーハング等)

      ・車両感覚(内輪差、車高、後方等)

      ・基本操作、基本走行

      ・S字、スラローム、あい路

      ・車庫入れ、縦列駐車

      ・たこつぼ訓練

交通心理士とは

交通心理士とは、高度な知識とカウンセリング能力を身につけた安全運転教育の専門家です。交通諸問題について、心理学を中心として、その近接科学を含めた研究を行うことにより、それらに関する理論を前進させ、その成果の実践と啓発活動を通じて身に付けた知識により質の高い教育を皆様に提供できるようにスタッフのスキルアップを図っております。今後も、交通心理士を増員し、さらなる教育体制の強化を図る予定です。

※交通心理士は、日本交通心理学会の認定する資格です。
日本交通心理学会  http://jatp-web.jp/

交通心理士を詳しく

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step2フィードバック・振り返り指導(座学)

step2

記録された映像やデータをもとに、
不安全な運転を修正できる革新的な指導を実施。

運転時に録画した映像を見ながら、交通心理士が一人ひとりに丁寧な指導を行います。受講者はカメラ映像や数値化された車間距離やスピード等の情報が客観視できるので、自分の問題点に気づくことができます。目からウロコの体験が、深い反省と理解につながります。
さらに、KM理論に基づき「車間距離をあけよう」等の抽象的なアドバイスではなく、具体的でわかりやすい指導が受講者の改善意欲を高めます。

オリジナルツール ~効き目が違う安全運転研修

私たちの教育をうけた方が、できる限り事故を起こさないでほしいということを真剣に考え、一生懸命に取り組んできた結果がオリジナルの教育ツールを生み出しています。安全運転の仕方をわかりやすく、できる限り多くの方に伝えていくために、私たちはこれからも考えていきます。

5分割マルチビデオカメラ車

実際の自分の運転行動を客観的に見るためのツールです。

5分割マルチビデオ車
  • ①自車前方の交通状況
  • ②自車左後方の交通状況(左ドアミラー)
  • ③運転者の顔(目)の動き
  • ④自車広報の交通状況(ルームミラー)
  • ⑤自車右後方の交通状況(右ドアミラー)
  • ⑥アクセルとブレーキの踏み込み状態
  • ⑦速度(速度計と連動)
  • ⑧車間距離

step3場内運転練習

step3

トラックは、普通車との構造や大きさが異なります。
車両特性に対する基礎知識と車両感覚を身につけ安全な運転を学びます。

車の構造および特性上、様々な危険が存在します。
運転席から見えない死角部分においては、下車して安全を確認したり誘導してもらったりする必要があります。また、感覚として掴みづらい「車の高さ」や「後方」を常に考慮しながら道路形態に合わせた走行方法を掴んでもらいます。

このように正しい運転を即"成功体験"として経験させることで、事故リスクを極端に減らすことができます。

再学習に便利な教材も取り扱っています

KM理論の内容をわかりやすくまとめた教育ビデオ(DVD)やテキストなどの教材もご用意。 高齢者や若年者それぞれの要因に基づいた内容のものも製作しています。

5分割マルチビデオ車
  1. 【安全運転の基礎学習1】原始人が運転する自動車社会起業映像大賞敢闘賞受賞(SAVA'97 ビジネス映像メディア高度利用協議会主催)
  2. 【安全運転の基礎学習2】交差点での運転学
  3. 【安全運転の基礎学習3】直進道路での運転学
  4. 【交通安全の科学1】高齢者参加型の自動車社会
  5. 【交通安全の科学2】新世紀の自動車社会(若年者向け)

★1~3はマンガ教本を製作しています※各販売も行っています。

step4運転指導レポートと指導方法アドバイス

step4

一人ひとりの結果を詳細なレポートに。
安全運転を習慣化する仕組みをつくる。

全員の研修終了後、研修を行ったお一人おひとりの分析データを報告します。事故を起こす不安要素や具体的な問題点を細かく記載。これを基に再度、安全管理責任者や上司から本人に指導することで継続意識が高まります。

これにより安全運転を習慣化する仕組みができます。

料金について

1時間~

16,500円(税込)~ (受講者1名に対しインストタクター1名の個別指導)

金額は人数、時間、内容などによって異なります。
持込トラックでの研修の場合は別途持込料金が発生いたします。
研修時間やカリキュラムはニーズに合わせてオーダーメイドいたします。詳しくはお問い合わせください。

研修効果を更にアップさせる、プラス1サービス

安全運転研修の効果をさらに高めるサービスもご用意。
研修前や研修後にご活用ください。

安全運転能力を見極める検定・検査

安全運転能力検定
料金:2級受検 5,500円(税込)
安全運転能力検定

「一般社団法人安全運転推進協会」が実施する、新入社員または運転業務に就く全社員の安全運転度合いを統計的に計る検定です。その人の交通法規・行動・運転技能に関する知識や特性が一目瞭然。2級、1級とレベルアップをめざすことにより、安全運転の意識も高まります。

安全運転能力検定専用ウェブサイト

KM式安全運転助言検査
料金:1名様 5,500円(税込)
KM式安全運転助言検査

社員一人ひとりの行動特性を正しく計ることができる画期的な検査です。当協会指定の自動車学校のシミュレーターを活用して受けるほか、インターネットでも検査が可能。研修前に実施することで行動特性の正確な把握により研修・指導がより深く行えます。また、研修を行わない場合も社内の安全運転研修の一環としてお役立ていただけます。

様々な場面で活用できます

研修実施前に検査しておくことで、受講者に対し、より指導根拠が明確に伝わるようになるため実施をお勧めしています。(この場合はアドバイスは表示されません)
また、研修を行わない場合でも、社内で実施する安全運転研修の一環として当検査の利用が可能。新人研修でも有効活用できます。助言を行う機能が安全運転を促進できます。

継続的な支援で、企業の交通事故をゼロに!

研修を受講されたお客様の声

研修内容をカスタマイズしてくれるため実践向きです。

春日・大野城・那珂川消防本部様

設備面が大きいと思います。多数のカメラを使って運転/検証してみたりするのは改めて自身を見直すことになります。
またマンネリ化を防ぐために世代別の研修をして頂いたり、カスタマイズがきくのがいいと思います。

よくあるご質問

人数が一人だけでも研修を受けることはできますか。

お一人様だけでも研修を受けることはできます。逆に受講人数の上限はなく、人数が多くなっても実施することは可能です。人数が多くなる場合は、受講日程の分散、対応カリキュラム内容の組み換え、変更などをご提案いたします。お気軽にご相談下さい。

パートナー制度のご案内
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