自転車事故の再現。北九州市
自転車事故をスタントマンが再現して事故の怖さを高校生たちに知ってもらおうという交通安全教室が、北九州市で開かれました。
高校生の自転車事故率は常に多いです。
自転車事故をスタントマンが再現して事故の怖さを高校生たちに知ってもらおうという交通安全教室が、北九州市で開かれました。
この教室は、警察などが開いたもので、北九州市小倉南区の小倉商業高校の体育館にはおよそ700人の生徒が集まりました。
はじめに、警察官が「イヤホンをして自転車に乗ったり、2人乗りをしたりすることは、事故につながりやすい」と説明しました。
続いてプロのスタントマン6人が猛スピードで走る自転車どうしの正面衝突や、見通しの悪い交差点で一時停止せずに飛び出てしまい自転車どうしが衝突する様子を再現しました。
県警察本部によりますと、県内では、ことしに入って先月末までに自転車が関係する事故は3809件起きていて、このうち、高校生が関わっているものは、515件にのぼるということです。
3年生の男子生徒は、「改めて自転車事故の怖さを感じました。ルールを守ろうと思いました」と話していました。
小倉南警察署交通課の村上弘樹課長は「自転車は便利な乗り物ですが場合によっては、大きな事故を引き起こすので、ルールを守ってほしい」と話していました。
(転載 NHK NEWS http://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/5024723021.html)
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実際の事故を直接見るような機会はなかなかありません。
画面越しであることがほとんどです。
今回の様な取り組みは非常に生徒たちも実感できたのではないか、と思います。
運転者はみな、急ぐ気持ちを持っています。それを自覚し、抑える術を知ることが大切です。