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損害
凶悪ドライバー増加中

今テレビをつけると東名高速のニュースが四六時中報道していて、「危険な運転を故意的に行う」ドライバー、通称「DQNドライバー」が増えています。

DQN(ドキュン)とは、日本語の文脈で使われるインターネットスラング蔑称の一つである。

軽率そうな者や実際にそうである者、粗暴そうな風貌をしている者や実際に粗暴な者かつ、非常識知識知能が乏しい者を指すときに用いる。。(wikipediaより)

今も昔も、いつの時代にもいます

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神奈川県・東名高速道路で起きた追突死亡事故の悲劇。注目すべきは容疑者ドライバーの“DQN”っぷりだ。もはや恐怖すら覚えた人も多いだろう。事件の顛末はこうだ。

 パーキングエリアを出る直前、亡くなった男性は容疑者の駐車方法を注意した。すると、なんと容疑者の車が猛スピードで追い越していき、被害者の乗っていた車の進路をふさぐ。そして、追い越し車線に停車を余儀なくされた。高速道路の追い越し車線で車を止めることがどれだけ危険なことかは言うまでもない。その結果、トラックが追突。夫婦2人は死亡し、娘もケガを負った。

 その後の調べでは、追い越し車線で停車した際に、運転席にいた被害者男性の胸ぐらを掴み、外に引きずりだそうとしていた疑いまでもたれている。だが、こうしたあおり運転などの挑発行為や嫌がらせ、凶器として車を利用するDQNドライバーは少なくない!

◆事故やトラブル上等!? 恐怖のDQNドライバー

 ドライバーであれば、だれもが一度は“あおり”を経験したことがあるのではないだろうか。法定速度を守って運転していると、いつの間にやら車間距離ゼロでピッタリとくっついてくる輩たち。後ろを走るDQNドライバーにとっては、「ノロノロ走っているんじゃねぇ!」とイライラするらしい。以下は三村さん(仮名・40歳男性)の体験談。

「家族や子どもを乗せることが多いので、普段から安全運転を心掛けています。片側3車線の真ん中を走っていると、すぐ後ろに軽自動車が。いわゆる“あおられている”状態です。とはいえ、僕は法定速度で走っているので、道をゆずるのもおかしい話で。しばらくそのまま走っていましたが、さらに車間距離を詰めてくる。このままでは追突してしまうので、しかたなくスピードを上げましたが、それでもくっついてくるんです。僕の前を走っているクルマの後ろまできたところで、ようやくあおってきた軽自動車は車線変更。そして、追い抜かれる瞬間でした。相手の助手席側の窓が開くと、いかにもヤンキーっぽい同乗者が『ペッ!』と唾を吐きかけてきて、僕のクルマのフロントガラスに直撃。正直、唖然として言葉も出ませんでした」

 また、逆にDQNドライバーが勝手に“あおられている”と感じることもある。保田さん(仮名・20代男性)はワケもわからず土下座までさせられた。

「普通に走っていたつもりなのに、前を走っていたクルマが急ブレーキをかけてきた。寸前のところで事なきを得ましたが、相手のクルマから作業服の男が出てきて。『てめぇ、ナメてんじゃねぇぞオラ!』って胸ぐらを掴まれて。意味がわかりませんでしたが、恐怖で頭が真っ白になり、謝ってしまいました。そしたら土下座までさせられて。最終的には、向こうの同僚っぽい作業員が出てきて、『さすがにやりすぎだ』って止めてくれたのですが……」

 こうした急ブレーキなどは、大事故にもつながりかねない。万が一、追突してしまった場合は、(ケースバイケースではあるが)こちらが悪くなってしまうこともある。

 事故やトラブルになりやすい原因として、“車線変更”も挙げられるだろう。神奈川県の電気設備会社で働く男性・藤田さん(仮名・30代男性)は、かつて車線変更の際に、DQNドライバーの嫌がらせによって事故を経験したひとりだ。

「左車線を走っているとき、前方に路上駐車しているクルマが見えた。車線変更をしようとしたが、隣を走っているクルマがなかなかスペースを空けてくれない。スピードを遅くしてもそのまま並走を続けてくる。私の後ろにもクルマが迫ってきており、停車はできない状況。私のクルマは逃げ場がなくなってしまい、なんとか追突は回避できましたが、駐車していたクルマにサイドミラーをぶつけてしまい事故扱い。横で嫌がらせをしてきたクルマは走り去っていきました。路上駐車していたクルマも駐車違反だったので10:0ではありませんでしたが、警察のお世話にもなって。私が悪いわけではないと思うのですが、なんだかDQNドライバーにハメられた気分で悔しいです」

◆運転中にDQNドライバーに絡まれた際の対処法

 では、もしも東名高速道路での事件のように“DQNドライバー”に追いかけられてしまった場合はどうしたらいいのだろうか。道路交通ジャーナリストの清水草一氏が対処法をこう話す。

「もっとも危険なのは、スピードを出して前方に逃げること。路上での停車も危険ですが、スピードを出して逃げようとすることも、二次被害を生み出してしまう危険性が高まります。高速道路なので、バックして逃げるわけにも行かない。そんなときは、とにかくまず速やかに路肩へ停車しましょう。よほどしつこくない限り、わざわざ止まってまでからんではこないでしょう。もし相手もクルマを止めてバックで近づいてきたり、クルマから降りてきてしまった場合は、ドアをロックしてクルマを出ないこと。窓も開けない。そしてすぐに110番して警察に通報すること。クルマを蹴られたりするかもしれませんが、命を落とすよりはマシ。最低限の車両保険に加入していれば、自動車保険で修理費用をまかなえます。もしドライブレコーダーを装着していない場合は、相手の行動や言動をスマホで録画しましょう」

 夫婦2人が死亡するという最悪の事態を招いてしまった今回の事件。容疑者の男性は過失運転致死傷の疑いで逮捕されたが、そもそも、あおり運転だけでも道路交通法違反となる。

 ドライブレコーダーを備えておけば、こうした違法行為の証拠を残すことができる。もしもDQNドライバーにあおられてしまっても慌てずに落ち着いて対処してほしい。

<取材・文/日刊SPA!取材班>

(転載 日刊SPA! https://netallica.yahoo.co.jp/news/20171013-01315527-as

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人を外見で判断してはいけないとはよく言いますが、車も同じでしょうか。

ローダウン、扁平タイヤ、イカリングに鬼キャン...

パッと見て「これは...」ともう車が走っていたら近づかないようにするのはもちろんですが、全部が全部見てくれでわかる車だけでは当然ありません。

さらに、相手に悪意がない場合も当然あるわけです。

早い段階で見切りをつけ、譲ってしまうのが得策かもしれませんね。

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