大手レンタカー会社の新入社員向け実車研修
新入社員(男性12名、女性6名)18名に対し、KM式安全運転研修を
実施しました。
カメラ車を用いた運転の確認と、KM式運転適性助言検査を通じて、
社会人ドライバーとしての心構えと、自身の性格傾向と安全な運転
方法について教育を行いました。
研修の目的
今回行いました研修の目的は以下の3つです。
① 社員の安全を守る
② 商品であるレンタカーを適切に誘導する
③ 利用者様に安全に運転してもらうためのアドバイスが
出来るようにする
カリキュラム
カリキュラム
今回の安全運転研修は以下の様なカリキュラムで実施しました。
① 適性を知る
○KM式運転適性助言検査
停止距離の突発的な延長に影響を及ぼす「認知反応時間」の安定度
と、進行方向空間時間を短くする要因である「先急ぎ衝動」の強度を
数値化し、検査結果に基づいて、受講者の適性に合わせた安全運転の
方法を具体的にアドバイスします。
② 自分の運転を知る
○「5分割マルチビデオ車」での路上走行
弊社所有の「5分割マルチビデオ車」を用いて路上を走行し、
受講者が運転するときの周囲の状況、及び運転者の挙動を記録します。
③ 自分の運転を理解する
○適性検査運転適性検査及び路上運転の診断結果に基づく指導
「5分割マルチビデオ車」の記録映像を受講者と共に見ることで、
自分自身の運転傾向を客観的にとらえ、自分の主観との差に対する
気づきを与えます。また、KM式運転適性助言検査の結果と合わせて、
受講者へ安全運転の為の課題改善の動機づけを与えます。
受講者の評価
今回の講習会終了後、受講者にアンケートを実施しました。 その結果、18人全員から、今回の講義について「理解出来た」 との回答を得られました。 また今回の講義の内容について、どのような項目が安全運転に 対する意識の改善に繋がったか質問したところ、 「一時停止の仕方、必要性」について、90%以上の受講者から 「改善に繋がった」との回答を得られました。
受講者の声
今回参加された受講者の方から頂いたコメントの一部をご紹介します。
○免許を取得して2年ほど経ったけど、やっぱり最初とくらべて運転
もなれてきて確認をおこたったり慣れてきたのもあって運転が雑に
なっている部分があったので今回指摘されたことを今後改善して
いきたいです。
○車間距離をとらないといけないのはわかっていたけれど、具体的に
どのくらいとればいいか分からなかったので、知れてよかった。
ほとんど毎日仕事で車に乗るので、事故をおこさないように気を
つけようという気持ちがましました。
○一時停止をしていると思っていたが、映像を見ると一時停止がして
いなかったりしていた部分がありました。
自分は車を持つので、運転に関して細心の注意が必要だと改めて
感じ取る事が出来ました。
ほとんど毎日運転するので、安全を心がけるようにします。
○私の不注意さというものがたくさんわかりました。
もっと目視をしたり、車両間隔をあけたり、一時停止で止まる
だとか改善する点が見つかったので意識しながら運転していきます。
○車に乗っていても死角に意思はそこまでないがいざPCで見比べる
ことで分かるのでとても分かりやすかった。
KM式運転も傾向が分かるので助かった。
○自分の運転を映像で見ることができたので、危険な点であったり
改善すべき点が多く見つかりました。
車を運転することが多いので、今回気付いた事に気をつけて、
決して事故のないよう運転しようと思いました。
また、お客様に出発時お伝え出来れば事故を減らすことが出来ると
感じることも多くありましたので、周りにも積極的に伝えていこう
と思います。